再発以来、もうかれこれ半年以上は悩んでいた問題が、一気に3つも解決しました。
もも汁(ヨダレ)問題と、
お薬問題と、離乳食。
今まで、色んな場所で色んな方に相談しまくってきましたが、ずっと原因ははっきりしませんでした。
が、何と。
全て、サクッ!!と解決してくださいました。
長崎医療センターの、言語聴覚士の先生です。
そもそも、言語聴覚士とはどんな仕事ぞや?と思いまして、ちょっと調べてみました。
(以前『言語聴覚士学科』のある専門学校に勤めてたこともあるのに、ちゃんと知らなかったデス…お恥ずかしい)
言語聴覚士とは(wiki)
【言語聴覚士が対象とする主な障害は、ことばの障害(失語症や言語発達遅滞など)、きこえの障害(聴覚障害など)、声や発音の障害(音声障害や構音障害)、食べる機能の障害(摂食・嚥下障害)などがある。】
年明けの入院以来、ももぞうは暫くは体調も良く、もも汁(ヨダレ)もあまり出ず&離乳食も快調でした。
それが最近また思わしくない状況になってきたので、看護師さんと先生にボヤキまくってたら、今日耳鼻科の診察(言語聴覚士さんの嚥下指導)を予約してくださいました。
どうやらももぞうは、体調の良し悪しと、もも汁大量&離乳食拒否が連動しているようで。
『ウエストのせいで筋弛緩があるし、そのせいで嚥下が下がってこうなるのかな?』とmomomamaは勝手に予想していました。
が、今日診て貰ったところ…。
喉や舌の動きはとても良く、むしろ『ヨダレも離乳食も飲み込むことは出来るはず。本人が嫌なものだけを飲み込んでいない』そうです!
確かに、ミルクは良く飲みます。しかも凄いスピードで…。
嚥下が下がっているのが原因で飲み込めないのであれば、ミルクや水でも飲めないそうです。
また嚥下が下がっているとむせてしまって飲めないそうですが、ももぞうはむせることはなく、口に溜めたまま飲み込めない感じです。
ももぞうは、離乳食でも液状のもの(スープやジュース)は飲み込めるものの、少しでも形状が残っているもの(裏ごしやすり流しなど)はとても嫌がります。
お薬も、勿論味で嫌がっているのもありますが、溶き初め(粉薬を少量の白湯に溶いて飲ませています)の、ザラザラと濃い状態ではあまり飲まない→後半の薄くサラサラした状態の時はすんなり飲める、という状況でした。
ヨダレもネバネバと濃いものがいつも口に溜まって、自分で吐き出すことも出来ず、ひどい時はそのせいでミルクが飲めません。
ヨダレが溜まっている時は、スポイドで吸いだすか身体を横向きにして出させていました。
(以前、某小児科の育児相談に行った際は『ヨダレがネバネバと濃いのは病気の前兆かも』とも言われていましたが、言語聴覚士の先生が仰るには『病気ではなく、ヨダレが口の中に長時間溜まったままになっていると、時間経過と共に粘度が増す』そうです)
で、何とこれら全て、原因は『てんかん』でした。
長崎に来て初めて知りましたが、てんかんの影響で
“神経過敏”の出る子がとても多いそうです。
過敏は身体中に出るそうで(部位や程度には個人差があります)、特に手のひらや足の裏に過敏が出ているのをそのままにしておくと、ハイハイ(手を地面につける)や立つ(足の裏を地面につける)に支障が出てしまい、発達が遅れる要因になるそうです。
ももぞうも身体のあちこちに過敏が出ていて、手はオモチャを握れなくなり、足も地面に着けると爪先立ちになってしまいます。
momomamaはももぞうの身体の過敏を取るため、リハの先生や小児病棟看護師さんによるリハチーム(最近始まった取り組みだそうです)から、過敏を取るためのマッサージ(てんかん児用)などの指導を受けていました。
で、口腔問題(薬・離乳食・ヨダレ)も、全てはこの過敏によるものでした。
口腔内の神経過敏が原因だそうです。
ザラザラしたもの(液状以外の離乳食・薬の溶き始めのザラザラ)・ネバネバしたもの(長く口にあってネバネバになったヨダレ)は、神経過敏のせいで異常に口触りが悪く感じてキモチワルイ→飲み込みたくない。
ミルクやスープはサラサラで、過敏でも気持ち悪くない→飲める。
…だから最近は、以前大好きだった歯ブラシをあんなに嫌がるようになったのか。。
(『過敏が出ていると、歯ブラシはチクチクして痛い』そうです)
何だか、全ての原因がスッキリ理解出来て、一気に視界が晴れたような気分でした。
口腔内の過敏が解消されれば、ヨダレも離乳食もお薬も、全て改善される可能性が高いそうです。
や………
やったーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` */ / + 。 + 。 *
,- f
/ ュヘ | * + 。 + 。
〈_} ) |
/ ! + 。 + +
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
―――――――――――――――――――――――――――――――――
ありがとう長崎ーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
(地域ひとまとめ)
で、この口腔内の過敏を取るには、
お口のマッサージが有効だそうです。
以前にも『お口のマッサージした方が離乳食の進みが良くなるよ』とは聞いたことがありましたが、ちゃんとやったことなかった…。
ということで、やり方を教えてもらいました。
過敏があるなら刺激を少なく!となるのかと思いきや、過敏だと弱い刺激(サワサワする感じの触り方 例:痴漢 ←個人差あるわ)はキモチワルイそうです。
(そもそも痴漢はキモチワルイとかいう話はまた別の機会に激論します)
キュッ!としっかり触る方が良いそうで、身体もお口も、マッサージの際はしっかりと触ります。
お口のマッサージは、一日に三回、食前に行います(食後だとえずいたりして吐いてしまう可能性があるので)。
スポンジブラシを使ったりガーゼを指に巻いて、歯茎→頬の内側→上あご の順でマッサージします。
※詳しいマッサージの方法は、力加減など正確に伝える自信がないのでやめておきます。詳しく知りたい方は、専門医(探し方は後述します)に相談してみてください。
このマッサージ、なんと二週間ほど続ければ過敏が取れてくるそうです!!!!
は…半年以上悩んだのに…
二週間で解決するかもだなんて…!!!!!!!
夢のようです~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!
ありがとう長崎~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` */ / + 。 + 。 *
,- f
/ ュヘ | * + 。 + 。
〈_} ) |
/ ! + 。 + +
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
―――――――――――――――――――――――――――――――――
大阪にいる頃、この『三大お口問題』はどこに相談すれば良いか分からず、困り果てていました。
小児科にも保健師さんにも相談しましたが、一般的なことしかアドバイスしてもらえず。。
どこでも最後には『持病もあるので…』とボカされていました。
主治医からは、病状に関するアドバイスしかもらえず。
歯医者の離乳食指導も考えていましたが、どちらかというと離乳食よりヨダレの方が困っていたので、歯医者は後回しになっていました。
まさかの、耳鼻科。まさかの言語聴覚士さん。
ただ、こういった問題を相談するのはどこの耳鼻科でも良い訳ではなく、『嚥下指導をしている病院』で診てくださるそうです。
言語聴覚士さんも、全員が嚥下指導を出来るわけではないそうです。
もし同じような問題を抱えている場合は、地域で『嚥下指導』を受けられる病院か施設を探してみてください、とのことでした。
大阪にもあるかな…探しておこう。
という訳で、今日から暫くはお口のマッサージ頑張ります!
リハビリも頑張ってるよーーー!!!
『お座り難しいでしゅ~~~』
『リハビリ…疲れまzzzzzzzzzzzzzzzzz』
リハの効果で、寝返りがまた自由自在になりました!!!