時はさらに遡って、2012年1月。
結婚からわずか半年。
夫婦ともに『子供が出来にくい』筈だったのに、さっそく妊娠しました。笑
驚きと、喜びと、信じられない気持ち。
momomama30代での妊娠でしたので、初期流産に脅えつつ、またつわりやお腹のハリに苦しみつつも、臨月までワーキング妊婦頑張りました。
安定期に入ってからは『こんな元気な妊婦見た事ない』(By義理姉)と笑われながら、職場内をひょいひょいと小走りに駆け抜ける日々。
その後ろを、優しい同僚がしょっちゅう追い掛け回しては『走るな!!!』と怒ってくれていました。
ももぞうはお腹の中ですくすくと成長し、妊婦健診でも一度も引っかかった事はありませんでした。
さて、そんな順調な妊婦生活でしたが。
迷ったのが、産院選び。。
自宅の徒歩圏内にある有名な個人院か、電車の距離の総合病院。
個人院は、個室で食事も豪華、産後エステやお祝い品なども豊富で、歴史ある医院だったので腕にも定評がありました。
それに、なんといっても徒歩圏内。妊婦健診も通いやすいし、陣痛が始まっても自分で歩いていけるのではないかというくらい近所でした。
パパが駆けつけるのも楽ちんです。
総合病院は、家からは電車の距離にある、カトリック系の病院。
大部屋だし、豪華な食事もエステもありませんが、設備が整っています。
市内で唯一、周産期母子医療センター指定を受けており、NICU(新生児集中治療室)もある、産科がとても有名な病院です。
救急救命の受け入れもあります。
他の病院で出産時にトラブルがあった際なども、周産期母子医療センターやNICUのあるこの病院に救急搬送されてきます。
つまり、万が一出産時に何かあっても、きっと安心。
とても悩みましたが、私へのサービス(食事やエステ)よりも、生まれてくる子への環境がより良いのはどこかを考えれば、おのずと答えは出ました。
出産は、電車の距離ではありますが、総合病院で行う事にしました。
出産は、つつがなく終わりました。以前の記事にも書いたように、超安産。
この病院で産んでよかったな~と心から思いました。
そして、
ももぞうの大発作の際、断られそうになりながらも『出産した病院だから』と何とか搬送を受け入れて頂けたのが、この総合病院です。
この病院の小児科部長(S先生)が、なんと偶然にも、小児脳神経の権威でした。
その先生が、後から考えると本当にどんなにお礼を言っても言い足りないくらい、ももぞうの早期治療にとても重要な判断をしてくだる事になります。
(すみません、ここからちょっと批判的な内容になるので、そういうの嫌な方は見ないでこのままスルーしてください!
)