ももぞうが、生後4か月の頃。
すやすやと、お昼寝をしていたももぞう。
momomamaは傍で手を繋いで、ももぞうの寝顔を眺めていました。
なんて気持ち良さそうな寝顔。。
(子供の寝顔って本当に可愛いですよね)
すると、うっすらと目を開けて、目を覚ましそうになったももぞう。
『起きるかな?』と眺めていると…
突然、どこか遠くを見つめ、
カッ!!!と目を見開き、
『ぎぃぃやゃあああぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!』
と、大人でも縮み上がるような物凄い悲鳴を上げました。
私は驚きすぎて、まるで冷たい手で心臓をぎゅっ!!!とつかまれたような感覚に苛まれ、身動きが取れませんでした。
もちろん、そんな大きな声を出したのは初めて。
しかも尋常じゃない様子のももぞうを見て、死ぬほど驚いたし、狼狽えたし、本当に体の底から震えあがりました。
そこから、火がついたように泣き出したももぞう。
『ここで私が慌てたら、泣き止むものも泣き止まない!落ち着け母!!』と必死に自分に言い聞かせ、笑顔で『よしよし、どうしたの~
』と、ももぞうを抱き上げました。
(よくやった私!!!)
でも、泣き止まない。今まで、私が抱いて泣き止まなかった事なんてなかったのに…。
吹き出す冷や汗。
私の腕の中で、身体を仰け反らせ、何かに脅えるように泣き叫ぶももぞう。
10分。20分。30分。
服を脱がせたり、着せ替えたり、おっぱいを飲ませようとしたり、おむつを替えたり。
どこか痛いのではないかと、体中を隅々まで確認しました。
外にも出ました。歌を歌ったり、驚かせたりもしてみました。
それでも泣き止まない。目をギュッと瞑ったまま、体を硬直させ、手を握り締め、泣き続けるももぞう。
そして泣き始めて40分を過ぎた頃、これはとうとうおかしいと思い、市の小児救急ダイヤルに電話しました。
対応してくださった看護師さんに状況を説明しましたが、もう既に試した事を指示されるばかり(暑いor寒いのではないか、どこか怪我をしてないか、など)。
看護師さんにも電話越しでももぞうの尋常でない泣き声が聞こえていたのでしょう。
なにかおかしい、というような雰囲気になり始めました。
すると、突然。
ももぞうが泣き止みました。
しかも、本人もキョトンとして、その後すぐニコニコし始めました。
結局その後は、いつものももぞうに戻りました。
傍にあったオーボールを手に持って、遊ぼうよ~というように私に話しかけてきます。
しばらく様子を見てみるも、特に変わったところもなく。。
看護師さんとはお互いなんとなく合点のいかないまま、『また何かあればすぐ電話ください』とだけ言われ、その日は電話を切りました。